今回は「1PIU1UGUALE3ってダサいですか?」と質問をいただいたので、それに回答していく。
結論から言おう。このブランドの服がダサいというよりも、1PIU1UGUALE3をカッコいいと感じる人種が、世間一般から見るとマイノリティな可能性がある。
少なくとも1PIU1UGUALE3は、ダサいかどうかを気にして着るブランドではない。このテイストが好きなら着れば良いし、そうじゃないなら避けた方が良いのだ。
そんな話をしていく。
1PIU1UGUALE3とは

1PIU1UGUALE3(ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ)は、AKMのデザイナー「小澤智弘」氏が2012年に立ち上げたブランドだ。
ブランド名になっている文字列は、イタリア語で「1+1=3」を示しており、日本語に訳すと「三本の矢」を意味する言葉である。
テイスト的にどんなブランドなのかというと、いわゆるLEON系である。「胸毛が生えていて、クラッチバッグにそのまま札束を掘り込んでいそうなイケオジ」がモデルになっていて「一般人お断り感」がすごい。
なお価格帯は「百貨店のメンズフロアに並んでいそう」なくらいで、例えば短パンが5万円、ポロシャツが5万円、ジャケットが10万円、レザージャケットが30万円、といった具合だ。
1PIU1UGUALE3は、そんなブランドである。
1PIU1UGUALE3がダサいと言われる理由
ではそんな1PIU1UGUALE3がダサいと言われる理由は何か。パッとみればだいたいわかると思うが、解説していく。
とにかくイキり感がすごい
公式サイトやアイテムを見てもらえればわかるが、1PIU1UGUALE3にはイキるための服がこれでもかとラインナップされている。
全体的にハリウッドセレブのイケオジを意識したファッションであり、圧迫感がすごい。
そういったファッションが好きな層は一定数いるし、それ自体は個人の趣味嗜好だから良いだろう。だが一般人から見ると、そのファッションはダサいと映ることが多い。
だってイキっているのだから。
ブランド名の「え?読めないの?」感
ブランド名も、ダサいと言われる一つの原因である。色々と狙ってつけられたのだとわかるが、結構キツい。
「このポロシャツ?1PIU1UGUALE3。え?知らないの?」とゴルフ場でイキっている成金オジサンの顔が浮かぶようだ。
だがそれは良い。イキるのは個人の自由だ。
だがドヤるためにつけられたブランド名は、一般的な感覚から見るとダサいかもしれない。
そもそもLEON系が無理な人も多い
雑誌LEONに掲載されているようなイキったオジサンのファッションは、ブランドがどうだろうがなんだろうが苦手な人が多い。
金目当てで男を漁っている港区女子を狙いたいならちょうど良いかもしれないが、一般的な女性が好みなら絶対に避けた方が良いだろう。
ダサいとかダサくないという話ではなく、そういうジャンルなのだ。
1PIU1UGUALE3がダサいか判断できないなら、やめた方がいい
1PIU1UGUALE3は、LEON系が好きなイケオジが着るブランドだ。ダサいのかどうか自分の目で判断できないなら、とりあえずやめておいた方が良いだろう。
金目当ての女にモテたい、キャバでモテたい、ハイブランド好きの女にモテたい、といった男性には良いかもしれない。
そんなブランドである。