タカキューのスーツはダサい?国産メンズブランドを辛口批評

「スーツを新しくしようと思うのですが、タカキューってダサいですか?」と質問をいただいたので、回答していく。

結論から言えば、服やスーツのデザインがどうというよりも「イオンの中にあるブランド」のイメージが強く、ファッション好きから見ればダサいイメージがつきまとう。

デザインが気に入ったら好きなものを着れば良いが、体面を気にする必要があるなら避けた方が良い可能性はある。

そんなブランドである。

目次

タカキューとは

タカキューは、スーツを主軸として販売している国産のメンズブランドだ。「株式会社タカキュー」のメインブランドであり、同会社はイオンが主な株主になっている「イオングループ」企業である。

スーツ上下でだいたい3万円以下、セール時には1万円台で買えることもある、リーズナブルなブランドである。イメージもお値段通りであり、それなりの年齢の営業職が着ていたら「うわぁ」と思われる可能性がある。

なお同じ会社のブランドに「セマンティックデザイン」「メイルアンドコー」などがあるが、これらもだいたいイオンに入っており、やはりさほど服にこだわらない人間向けだ。

つまりタカキューは、どこまでいってもイオンの延長線上のようなブランドである。

タカキューがダサいと言われる理由

ここでは、タカキューがダサいと思われる理由をまとめた。

そもそもイオンに入ってるイメージがダサい

繰り返すが、タカキューはイオンブランドだ。服好きにとってイオンはあくまで大衆向けであり、勝負着を買うときに行く場所ではない。

そこにこだわらないなら問題ないが、少なくとも「ダサいかダサくないか」を気にするなら、あえてタカキューを選ぶ必要はない。

シャツのボタン色や襟の謎刺繍がダサい

デザインについて言及するのはナンセンスかもしれないが、一つだけ言っておこう。

タカキューのデザインシャツは、ボタンが黒くなっていたり、襟や袖に余計な刺繍が入っていたりするものが多い。

出典:タカキュー

タカキューだからどうというわけではないが、これは本当にダサい。

いい大人が来ていたら「少年の心を忘れてないやつ」になるし、10代や20代が着ていたら「ガキがガキっぽい服着てやがる」と思われる。

ロールアップしたら柄が出てくるパンツに通じるものがあるが、ダサいと思われたくないなら選ぶ必要はない。

「安いスーツ」がそもそもダサい

そもそもスーツを何のために着るのかと言えば「体面を整えるため」である。機能を考えれば、どう考えても普段着の方が良い。

体面を整えるために着るのに、申し合わせ程度に安いスーツを選ぶのは、その時点で正直本末転倒である。「着なければならないから着る」のマインドで選ぶレベルのスーツはダサいのである。

そしてタカキューの価格帯は、そういった層向けだ。つまり体面を気にする立場や生活環境の人間からすれば、ダサいと思われる可能性はある。

タカキューを着ている人間のイメージ

ここからは独断と偏見で、タカキューを着ている人間のイメージをまとめていく。

内勤の団塊世代おじさん

タカキューは団塊ブランドだ。1964年から「taka-Q」のトレードマークを使い続けており、1992年からイオンと業務提携している「昭和の時代を生きてきたブランド」である。

つまり団塊世代のおじさんが、昔からずっとタカキューを着続けているようなイメージがある。

誰も損しないし、とくに問題があることではないが、そういうイメージである。

就活中の学生

就活中の学生も、タカキューを着ているイメージがある。

20代前半の若い世代の新社会人も同様だが、要するに「フレッシャーズ」にはちょうどよいブランドではある。

若い世代が高級ブランドや仕立ての良いスーツブランドのものを着ると、上役から嫌味に思われる可能性があるから、ちょうど良いのである。

結論:「イオンにあるブランド」をダサいと思うならやめた方がいい

タカキューは、フレッシャーズか団塊世代が着るイメージのブランドである。

要するに「ダサいかダサくないか」を気にするなら、あえて選ぶ必要はない。他にもスーツはたくさんある。しかしとにかく価格を重視するなら着れば良い。

自分がなんのためにスーツを着るのか考えて、適したブランドを選ぶと良いだろう。

編集部おすすめ

男の財布選びに迷ったら、間違いないのが国産ハイエンド革製品ブランドのココマイスター(COCOMEISTER)だ。

ハイエンドなのに3万円台から手に入り、また公式から購入すれば永年保証までつく。

公式通販なら14日間の返品交換保証もつくため、革にこだわりがある人でも安心だ。

男がダサい財布を避けるなら、まずココマイスターを検討してほしい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

著者情報

ハイブランドショップのマネジャー、元スタイリスト、美容師etc...
あらゆる「見た目とサービスのプロ」が、本当のダサさを追及します。

目次