酒の飲み方がダサい男は多い。
もちろん酒の飲み方は自由だ。とやかく言われたくないなら、自由に飲めばいい。
しかし好きな女の子や、少し背伸びをして付き合っている友人から「ダサい」と思われたくないなら話は別である。この記事でまとめた「ダサい飲み方」には気をつけてほしい。
この記事は、周りから「ダサい」と思われたくない男たちへと贈る、酒の飲み方バイブルである。
酒がダサいのではなく、その行動をする男がダサいのだ

そもそも世の中にダサい酒は存在しない。飲む男の行動がダサければ、その酒がダサく見えるのだ。
例えば「カルーアミルクを飲んでる男はダサい」と言われることがあるが、これを額面通りに受け取ってはいけない。
この言葉の裏には
「(この前の合コンにいた)カルーアミルクを飲んでる(非モテっぽい)男は(頼み方とか酒に慣れてない感じとか下心とかが前面に出てて)ダサい(と思った)」
と、多くの本質が隠れている。そして合コンでカルーアミルクを頼む男は、行動がダサいことが多い。
例えばここで「いや別にカルーアミルク飲んだっていいじゃん」と言ってしまうような、読解力のない、思慮の浅い男が該当する可能性が高い。
酒がダサいのではない。その男の行動がダサいのだ。
非モテ男がやってしまうダサい酒の飲み方7選

非モテ男がやってしまうダサい酒の飲み方は、7つに分けられる。
万が一該当している項目があれば、ぜひ気をつけて欲しい。
1. 知ってるフリして、カッコいい名前のカクテルばかり頼む
周りのみんなが普通にビールや焼酎を飲んでいる中、なんとなくそれっぽい顔をして「ライジング・サン」とか「シルバー・ストリーク」といった、なんとなくカッコいい名前のカクテルを頼む。
これは非モテの大学生男に多い行動なのだが、基本的にダサい。
もちろん好きなら飲めば良い。本当に好きで飲んでいる人は、ダサいなんて思われないだろう。あるいはバーテンから出されたなら、それは別に良い。
しかし「酒知ってる俺カッコいい」を演出したくて、名前だけで選んでいるのなら、そのダサさは他人からなんとなく透けて見えるのだ。
「え?この人さっきから一人で変な名前のお酒頼んでるけどなんなの?」と女の子から思われたくないなら、大人しく周りと同じようなものを飲むと良い。
普通が良いのだ。普通が。
2. 好きでもないのに、やたらと強い酒を飲もうとする
ろくに酒に強いわけでもなく、その酒が好きなわけでもないのに、なんとなくカッコいいと思って「鬼殺し」などの強い酒を頼む男がいる。
これはダサい。
そういった行動は、周りから見透かされるのだ。「こいつろくに酒も知らないくせに、なんかカッコいいと思ってそれっぽいの頼んでるな」と、脳内が透けて見えるのだ。
「俺の酒の飲み方ダサくないかな」と心配になっているうちは、大人しく周りと同じものを飲んでおいた方が良い。
3. やたらと女の子に飲ませようとする
やたらと女の子に酒を飲ませようとする男がいるが、これはダサい。
酒は、楽しければ自然とすすむのだ。
モテたい男がやるべきことは、あの手この手で酒を勧めることではなく、目の前の相手を楽しませることだ。そうすれば自然と酒がすすみ、結果として良い雰囲気になることもある。
非モテ男は恋愛が絡むことを力技でどうにかしようとするが、それは大抵うまくいかない。相手がどうやったら楽しんでくれるのか考えるべきだ。
4. 居酒屋の店員に横柄な態度を取る
居酒屋の店員にたいして横柄な態度になる男がいるが、これはダサい。
少なくとも周りにいる人たちがマトモなら嫌がられるし、距離を置かれるだろう。
「俺は客だから、ちょっと上から頼んだ方がカッコいい」と思っているなら、そしてダサいと思われたくないなら、今すぐに気をつけた方が良い。
その店員とはきっと初対面なのだから、普通に敬語で話すだけで良いのだ。これは一般常識である。
5. 弱いのに飲みすぎて、潰れて周りに迷惑をかける
酒が弱いのは良い。自覚してセーブするのは、立派な男の飲み方だ。
しかし弱いくせに飲みまくり、潰れて周りに迷惑をかけるのは本当にダサい。
例えば大学生だったとして、加減がわからずに一度失敗するくらいなら仕方ない。誰もが通る道だ。
しかし2回目からは、ただの甘えであり、ダサい行動であると自覚した方が良い。「仕方ないなあ」と言ってくれる友達はいるかもしれないが、きっと大学を出たら見放されて疎遠になるだろう。
一般的に、自己管理のできない男はダサいからだ。
6. 聞かれてもいないのに、酒の飲み方を指導し始める
酒は一般的に、楽しく飲むものだ。興味のないウンチクを聞かされながら飲まされて「楽しい」と思う人はいない。
よって聞かれてもいないのに酒の飲み方についてとやかく言い始める男は、とてもダサい。話が長すぎて貧血で倒れる生徒を出す校長先生よりもダサいかもしれない。
例えば「ワインはこうやって飲むのが良いんだ」「日本酒くらい飲めないと」といった具合である。
人に飲み方を指示し始める男は、大抵ウザくてダサい。上司だろうが友人だろうが、誰であってもダサいからやめた方が良い。
7. 女の子に対する下心が出過ぎている
飲みの席に女の子がいるとき、下心が飛び出してしまう男は多い。そしてそれは女の子から見透かされて、とてもダサい。
下心が透けて見えるのは、以下のような行動だ
- 寒そうにしている女の子に、やたらと自分の着てきたアウターを貸そうとする
- お手洗いに行こうとする子に「大丈夫?歩ける?」と、体を支えながら連れていこうとする
- オシャレなカフェやデートスポットなど、今度連れて行きたい場所の話ばかりする
書いていてゾッとした。
モデルのようなイケメンがやるなら良いが、大体の男はそうではない。ダサいのだ。
ダサい男だと思われない、無難な酒の飲み方

ダサいと思われたくないなら、突飛なことをする必要はない。普通にビールやサワーを飲んでおけば良いのだ。
無難なところでいえば、下記のような酒を選んでおくと良い。
- ビール
- レモンサワー(他、巨峰などフルーツ系のサワー)
- シャンディーガフ
- ハイボール
- その居酒屋の推している地酒
この辺りを頼んでおけば、とにかく普通である。「ダサいと思われたらどうしよう」と心配なうちは、酒の頼み方で格好をつける必要はないのだ。
酒が飲めないなら、烏龍茶かジンジャエール、ノンアルコールビールを頼んでおけばいい。
そして男女分け隔てなく、一緒に酒を飲む相手を楽しませることを考えると良い。
それだけで、ダサいと思われることは無くなるだろう。
酒の飲み方は、男の質をあらわす
酒を飲むときには、男の本性が出る。
好きな酒を、人に迷惑をかけず、楽しく飲めばいいのだ。なのにやたらと目立とうとしたり、気に入られようとしたりと、空回りしてしまう男が多い。
「人からよく見られたい」という本性が出ると、ろくなことにはならないのだ。
気張らず、フラットな気持ちで飲むのが一番である。そうすれば、きっともうダサいとは思われないだろう。